富山県内の「前田」の名字の詳細
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■ 県内13位: 前田(まえだ・まえた): 富山県の前田家

# 前田は方位姓で庶民の間でも拡がった名字で、殿様の名字が前田だった割りには前田の名字は多い。

# 富山県の東部の旧宇奈月町や朝日町を除いて広く見られ、特に富山市(旧大山町)、高岡市(旧福岡町)に多い。また、小矢部市や砺波市氷見市にも多い。

# 富山県の前田家: 富山藩主10万石。加賀藩前田家の分家。二代藩主の正甫が売薬を奨励した。

・ 富山藩主。1639年に加賀藩三代藩主の前田利常の二男の利次が10万石を分知されて越中百塚藩(富山市)を立藩し、1660年に富山城を居所として富山藩となった。二代の正甫は本草学の研究に熱心で、富山城下を訪れた医師の万代常閑から反魂丹(はんこんたん)の調剤を伝授された。そして、1690年に江戸城内で急病に苦しむ大名に反魂丹を服用させて治したことから、諸侯から自国への行商を依頼され、以後売薬が富山の特産となった。幕末の十代利保は本草学者として有名で、富山特産に売薬業の発展に尽くしたことでも知られる。明治時代には伯爵。【出典
# これが、富山の薬売りの起源か。江戸時代の大名、中には「算盤大名」と呼ばれたり、いろんな分野で秀でた人もいたようだ。たしか、雪の結晶の研究で有名だった大名もいたなぁ。 

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