■　白井（しらい）

＃　下総国香取郡の国衆。桓武平氏の千葉氏の庶流で、「しろい」ともいう。千葉常兼の二男の常親が香取郡白井（千葉県香取市）に住んで白井氏を称し、その後は千葉常正の八男の胤時が白井氏を継いだ。胤時は宝治元年（１２４７年）の宝治合戦に連座して所領を没収され、以後は千葉氏に従った。戦国時代には真壁義成の子の三郎幹成が白井氏を継いで、その子の胤永は千葉勝胤の重臣になった。天正１８年（１５９０年）の豊臣秀吉の小田原攻めでは白井宗幹が小田原城に籠城。小田原城の落城後には浪人していたが、豊臣秀吉に召し出されて、江戸時代には水戸藩士。【出典】

＃　下総国香取郡の国人。桓武平氏の千葉氏の庶流で、「しろい」ともいう。千葉常兼の二男の常親が香取郡白井（千葉県香取市）に住んで白井氏を称し、その後は千葉常正の八男の胤時が白井氏の名跡を継いだ。胤時は宝治元年（１２４７年）の宝治合戦に連座して所領を没収され、以後は千葉氏に従った。戦国時代、真壁義成の子の三郎幹成が白井氏を継ぎ、その子の胤永は千葉勝胤の重臣になった。天正１８年（１５９０年）の豊臣秀吉の小田原攻めでは、白井宗幹が小田原城に籠城した。小田原城の落城後には浪人していたが、豊臣秀吉に召し抱えられ、江戸時代には水戸藩士。【出典】 

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