■　田村（たむら）：　岩手県の田村家　

＃　岩手県の田村家：　一関藩主。陸奥国田村郡（福島県）をルーツとする。万治３年（１６６０年）に陸奥国岩沼３万石を分知され、仙台藩の支藩として岩沼藩を立藩し、後に一関に転封。

・　一関藩主。陸奥国田村郡（福島県）をルーツとする。坂上田村麻呂の子孫と称しているが藤原姓とみられる。１５７９年に清顕は娘の愛姫を伊達政宗と結婚させて、その後ろ盾を得た。１５８５年に清顕が急死すると家中が伊達氏派と清顕正室の実家である相馬氏派に分裂、１５８８年に政宗が相馬氏派を追放して清顕の甥の宗顕を当主として、田村氏を統一すると同時に伊達氏一門として取り込んだ。しかし、１５９０年に豊臣秀吉の小田原攻めに遅参したため所領を没収されて滅亡。１６５３年に仙台藩の二代藩主の伊達忠宗の三男の宗良が、祖母の陽徳院（愛姫）の遺言によって７０００石で田村家を再興し、１６６０年に陸奥岩沼３万石を分知されて仙台藩の支藩として岩沼藩を立てた。１６８１年には一関に転封。明治時代には子爵。【出典】 

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