「橘」の家紋の解説
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■ 「橘」の家紋の解説: 「橘」の家紋図

# 「橘紋」の分布

# 「橘」は、ミカン科の常緑低木。記紀によると、垂仁天皇が多遅麻毛理(たじまもり)を常世の国に遣わして持ち帰らせた「非時香果(ときじくのかくのこのみ)」が橘であるとされる。常緑の葉がめでたく、内裏の紫宸殿の前庭に植えられて「右近の橘、左近の桜」と称された。元明天皇は橘を愛し、葛城王に橘の姓を下賜して橘諸兄(たちばなのもろえ)を名乗らせ、子孫は橘紋を家紋とした。また不老不死を象徴する吉祥紋として、他の多くの家で家紋となった。西日本に多い。【出典

# 橘紋(たちばなもん)【出典
・ 橘はミカン科の常緑小高木で、内裏(天皇御所)の紫宸殿(ししんでん)前にも植えられており、「右近の橘、左近の桜」と称される日本固有の植物。橘氏族の家々や、武家では井伊家などが家紋として使用した。十大家紋の一つで、特に西日本で多く見られる。
・ 橘紋、井伊橘紋、薬師寺橘紋、花橘紋、三つ割り橘紋、向こう橘紋、葉陰橘紋、抱き橘紋、枝橘紋、黒田橘紋。

# 橘紋(たちばなもん): 橘は、「不老不死の国から持ち帰られた木」と伝えられる。そして永久の繁栄をもたらすとされ、別名を常世物(とこよもの)という。江戸時代の幕臣の九十家以上に見られる。橘家井伊家野尻家牧家楠家和田家富田家佐藤家小野家深津家辻家などに見られる。【出典

# 橘紋: 橘は常世の果実とされ、光明皇后の母の縣犬養三千代は後に橘姓を名乗って、これを家紋にした。【出典


# 橘紋: 橘の実は、その香りから百果の王と呼ばれた。

# 橘紋
・ 三十代敏達天皇の五代子孫の葛城王が臣籍降下し、橘諸兄(もろえ)となった。その際に果実の王である橘を賜ったとされ、代々の家紋にした、という伝説がある。
・ 井伊家: 丸に橘
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