「所」の名字の由来
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■ 所(ところ)

【2022/07/29:改編】

# 岐阜県の名字岐阜市から揖斐郡にかけてまとまってみられる。

# 参考地名: 所(ところ): 千葉県成田市所。地名の由来は、留守所村の遺称との説がある。【出典

# 所(ところ): 役人の詰め所である屯所のあった場所が地名となり、名字となった。また、所司(しょし・屯所の長官)に由来するという説もある。【出典

# 蔵人所に仕えた役人の称号が姓氏化したものという。藤原北家秀郷流。秀郷の第六代公季の曽孫の光郷の男の朝光が、所をもって家号とす。ほかに、中原氏佐伯氏に見られる。【出典

# 中山道の赤坂宿の公園の一角に幕末の志士の所郁太郎の銅像が建っている。岐阜県大垣市赤坂。

# 蔵人(くろうど)所に仕えた職名から苗字となった。藤原秀郷六世の公季の後裔で、所の雑色(ぞうしき)となった光郷の子の朝光が所六郎を称した。ほかに厳島神社の祠官や美濃国や武蔵国にもみられる。【出典】【家紋のデータ

# 所(ところ)【知って楽しい「苗字」のウンチク 丹羽基二 PHP文庫】

・ 名字の「所」は職業由来が多く、武者所、蔵人所、留守所などに由来する。

・ 藤原北家秀郷流中原氏佐伯氏などにみられる。

# 所氏は、蔵人所に仕えた地方の武士の子孫で、武蔵国や美濃国に住んだ。【出典

# 「日本史に出てくる 官職と位階のことがわかる本」の著者の一人の「所功(ところ いさお)」さんは岐阜県の出身。本姓は藤原氏で上り(のぼり)藤紋。と、書いている。【日本史に出てくる 官職と位階のことがわかる本 「歴史読本」編集部編】

# 岐阜県の名字。岐阜市から本巣郡・揖斐郡にかけてまとまってみられ、本巣郡根尾村(現本巣市)では最多姓。【出典

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