■　菅沼（すがぬま）

＃　静岡県内では、湖西市で３位。【出典】

＃　菅沼氏には諸流あるが、駿東の藤原氏族の大森氏流の菅沼氏は、鎌倉時代初期に怪僧と言われた菅沼五郎蓮心の後裔で、その子の快円は菅沼三郎、快円の弟の忠茂は菅沼三郎入道を称したというが、駿東郡菅沼村（小山町）の地名に由来すると思われる。【出典】

＃　三河国発祥の菅沼氏は清和源氏の土岐氏流で、三河国設楽郡菅沼村発祥。島田満貞の孫の定直が藤原姓の菅沼俊治を討って菅沼信濃守と改姓したといい、その孫の定信は三河国額田郡菅沼村を領し、子孫は田峯菅沼氏と野田菅沼氏と長篠菅沼氏に分かれ、ともに初めは今川氏に属しのちに徳川家康に仕えた。野田系は、織部正定則から新八郎定盈まで川合、高部（袋井市）の二郷を領し、重左南門定平は１５７３年に秋山城（豊岡村）を守った。長篠系は井伊谷三人衆と言われ、菅沼俊弘の子の元景、その子の次郎右衛門忠久父子は井伊直親に属し、子孫は代々井伊家に仕えた。【出典】　

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