■　阿部（あべ）：　千葉県の阿部家　

＃　千葉県の阿部家：　上総国の佐貫藩主の阿部家は藤原北家の小田氏の一族と言われるが不詳。三河国の土豪で、代々松平氏に仕えていた。慶安４年（１６５１年）に阿部正春が新墾田１万６千石を分地。その後、上総大多喜、三河刈谷を経て宝永７年（１７１０年）に上総佐貫１万６千石。【出典】

・　上総国佐貫藩（千葉県富津市）藩主。岩槻藩主の阿部正次の二男の正春が１６５１年に新墾田１万６０００石を分知され、１６７１年に上総国大多喜藩に入封したのが祖。１７０２年に三河国刈谷を経て、１７１０年に正鎮の時に上総国佐貫１万６０００石へ。明治時代には子爵。正能の三男の正房は３０００石を分知され、書院番頭を務めた。末裔の正蔵は町奉行となり、その三男の正外は白河藩を継いで老中を務めた。【出典】 

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