■　高久（たかく）

＃　常陸国の佐竹氏の庶流。佐竹行義の五男の景義は那珂郡野口村（茨城県常陸大宮市）に住んで、野口氏を称したが、のちに野口を子に譲って自らは常陸国茨城郡高久村（茨城県東茨城郡城里町高久）に転じて高久氏になった。代々、高久城に拠って佐竹氏に従った。【出典】

＃　常陸国の佐竹氏の庶流。佐竹行義の五男の景義は那珂郡野口村（茨城県常陸大宮市）に住んで野口氏を称したが、のちに野口を子に譲って自らは常陸国茨城郡高久村（茨城県東茨城郡城里町高久）に転じて高久氏を称した。以後代々高久城に拠った。正長元年（１４２８年）に義本・義景父子は山入一揆に呼応して挙兵したが大山義通に攻められて落城。その子の義時のときに高久城を奪還、以後は佐竹氏に従った。天文１２年（１５４３年）に義時・義貞・宮寿丸の三代が陸奥国関山で討ち死にして滅亡した。【出典】

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