「五月女・早乙女」の名字の由来
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■ 五月女(さおとめ)

【2013/08/10:改編】

# 2235位

# 藤原氏などにみられる。

# 5月に田植え踊りを行う乙女を意味し早乙女とも書く。この場合の「早」は田植えを意味する。

# 関東地方の名字で東京二十三区から埼玉県にかけて多くみられる。また栃木県南部の宇都宮市小山市にも多くみられる。

# 一般的には「さおとめ」読みだが、栃木県の大半は「そうとめ」読み。

# 栃木県:138位、埼玉県:785位、茨城県:920位。

# 下野国塩谷郡早乙女村をルーツとする。

# 「数・数字」のつく名字

# 「月」のつく名字

■ 早乙女(さおとめ)

【2015/12/18:改編】 

# 五月女とも書く。

# 関東地方、特に栃木県に多く見られる。特に栃木市を中心とした栃木県南部に多い。東京都の23区から神奈川県にかけて多く見られる?

# 一般的には「さおとめ」読みだが、栃木県の大半は「そうとめ」読み。

# 「さおとめ」は、もともと「稲の苗を植える女性」を指す。「さ」は「田の神様」を指し、田植えに使う笛を「早苗」、植える女性を「早乙女」といった。

# 関東地方南部では、「さおとめ」読みがほとんど。また、「五月女」を「そうとめ」とも読む栃木県では、ほとんどが「そうとめ」読み。

# 栃木県:113位、東京都:1215位など。

# 下野国塩谷郡早乙女村をルーツとする。

# 早乙女(そおとめ): 栃木県さくら市早乙女。五月女とも書いた。地名は、早乙女源兵衛という者が居住していたことから早乙女と名付けられたという。【出典
・ 早乙女村: 江戸時代から明治時代中頃にかけて、下野国塩谷郡にみられた村名。喜連川(きつれがわ)藩領。

# 早乙女(さおとめ): 早少女とも表わすが、年齢に関係なく田植え仕事をする女性をいう。紺絣に赤い帯、紺の手甲、脚絆、赤だすき、白手ぬぐい、菅笠というハレ姿に盛装するのは、もともと田植えは祭事だったからだ。翌々年のことをサ来年というように、早乙女のサは接頭語であるといわれるが、サには神の稲という意味がある。田植え後にサノボリ・サナブリ(早上り・早苗饗)と称して祝う風習があるのは、サ(稲)の神が天に昇るという信仰に由来するという。【暦の雑学事典・日本実業出版社】

# 早乙女・早少女(さ-をとめ): 田植えをする女性。少女。おとめ。【全訳古語辞典・東京書籍】

# 「おとめ」の語源

# 「乙女」の地名

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