茨城県
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■ 茨城県の名字の特徴 ・ 茨城県の代表家紋 ・ 茨城県の難読地名・珍地名 ・ 茨城県の地名集

# 旧常陸国と、下総国の一部。

■ 「茨城県」名の由来

# 正義感が強く、まわりとの信頼関係を大事にするが、我を押し通すこともある。職場でよい人間関係を築くが、結果の見えない仕事は嫌う。【知っておきたい日本の県民性 武光誠著より】

# 「出身県でわかる人の性格」によると: 「無愛想で理屈っぽい むかし水戸っぽ、今首都圏の極北」。「『関東のみちのく』もいまでは首都の通勤圏」「敬語が未発達でぶっきらぼう」

# PRESIDENTの「県民性の法則」で、人付き合いの達人になる、によると:
男性: 県北の部下は、真面目だが、情熱的で、冷静沈着さに欠ける。上司はいったん決めたことは、たとえ間違っていてもやり遂げるが、口うるさくて短気な一面がある。県南の部下は、素直で粘り強いし協調性もある。上司はおおらかで細かいことはいわない。
女性: 県北の部下は、気が強いが年上には素直で我慢強い。上司は男まさりのしっかり者。県南の部下は、能力があるうえに、愛想がよくおおらかで協調性も充分。上司は改革や新しいものにも取り組めるタイプ。

# 出世・結婚・お金は「県民性」で9割決まる(PRESIDENT+PLUS 2009年12月28日)によると、茨城県人は「他人と相容れない『三ぽい』気質は、きついなまりが原因か」だそうで、金持ち度は★★★★。ちなみに「三ぽい」とは「怒りっぽい、忘れっぽい、飽きっぽい」だそうで、短期で冷静さにかけるとの評価のようです。
※ 北部の人は、言葉がやや乱暴に聞こえ、取っつきにくいが人は良い。保守的な傾向があるのでそれを踏まえてつきあう。南部の人とはビジネスライクにつきあうのが良いが、まずは人間関係を固めることが重要。
※ 男性は、外見はぶっきらぼうで無愛想に見えるが内面は純情で実直。結婚すると亭主関白になりやすく、特に南部の男性はマイホームパパになるそうだ。女性は勝ち気でしとやかさに欠けるが、見かけよりも案外女っぽいとか。結婚は早めで、夫をたてるしっかり女房になる。
・ 男: リーダーシップ度★★、真面目度★★★、創造性度★★、恋愛上手度★★★★。
・ 女: リーダーシップ度★★★★、真面目度★★★、創造性度★★★、恋愛上手度★★★。

# ベストカー:2010/08/26より
・ 茨城県における乗用車の保有台数(2009年1月現在): 180万3027台(全国11位)、1世帯当たりの普及台数1.621台(全国7位)
・ メーカー別のシェア(普通+小型): トヨタ:43%、日産:21%、ホンダ:14%、マツダ:6%、三菱:4%。
・ メーカー別のシェア(軽): スズキ:37%、ダイハツ:35%、ホンダ:11%、日産:6%、三菱:5%。
・ 高速道路の延長距離: 162.8Km
・ 一般国道実延長距離: 1118.6Km
・ オービスの数: 7箇所
・ 交通違反の取締件数: 10万7786件(全国21位)
・ 1Kmあたりの渋滞損失額: 6500万円(全国13位)
・ 2007年の交通事故発生件数: 2万415件(全国12位)
・ 2007年の死亡事故件数: 171件(全国11位)

# 週刊ダイヤモンド2010/12/25・2011/01/01号によると
経済産業省が発表した2010年1-6月の「工場立地動向調査」によると、茨城県の工場立地面積は全国1位、立地件数は全国5位、県外企業立地件数は5年連続の1位だそうだ。
その要因として茨城県の持つ地域性があるようで
* 可住地面積比率: 全国4位(3976平方Km、65.2%)、全国平均32.6%
* 少ない災害: M6以上の地震災害0件(全国47)、噴火災害0件(118)
* 首都圏100Km圏内の都道府県別平均地価(千円/平方メートル)
・ 工業地: 茨城県21.6、埼玉県53.6、千葉県29.5、東京都213.9、神奈川県84.3
・ 住宅地: 茨城県36.7、埼玉県111.7、千葉県76.7、東京都312.7、神奈川県181
おまけに港湾は整備されているし、空港もできたし、高速の整備も進んでいるし、やっぱ良いところだよなぁ。

# 地方交付税(総務省「平成14年度」データ: 2238億円(依存度41.9%・全国39位)

# 読売テレビ: ケンミンSHOWより
・ 110113: 「茨城県民は、おかずと一緒に大学芋を普通に食べる!?」 

【茨城弁の特徴】
・ 「だっぺ」が有名だが、「い」と「え」が逆になる。
・ 「遠足に行く」→「いんそくにえぐ」
・ 「色鉛筆」→「えろいんぴつ」
※ 茨城県南部の人に聞いたら、「うちの地域では、それほどひどくはないなぁ」とのこと。茨城県の南部はプチ東京化しているのかな?

【茨城県の雑学】

# 茨城県には3つの富士山(ふじやま)がある。
# 筑波山周辺の市町村の小字には富士がつく地名が多い。
# 日本で初めてラーメンを食べたのは水戸光圀
# 日本で初めてドイツ式ソーセージを作ったのは、新治郡戸崎村(かすむがうら市)出身の飯田吉英(よしふさ)。第一次世界大戦で日本軍の捕虜となり、千葉県の習志野収容所にいたドイツ兵捕虜から教わった。
# うな丼を考案したのは、久慈郡亀作村(常陸太田市)出身の大久保今助。

■ 茨城県の歴史

(1) 水戸藩徳川家): 御三家。常陸国茨城郡(水戸市)35万石。
(2) 宍戸藩松平家): 1682年に水戸光圀が弟の頼雄に1万石を与えて支藩とした。常陸国茨城郡(笠間市友部)1万石。
(3) 常陸府中藩松平家): 水戸光圀が弟の頼隆に2万石を与えたのが始まりだが、その後正式に幕府から2万石を与えられた。常陸国新治郡(石岡市)2万石。
(4) 松岡藩中山家): 水戸藩の付家老の中山家が大名に列した。常陸国多賀郡(高萩市)2万5000石。
(5) 笠間藩牧野家): 以前は赤穂に移った浅野家がいたが、越後長岡藩の本家筋の牧野家が移ってきた。常陸国茨城郡(笠間市)8万石。
(6) 下妻藩井上家): ここも城主の入れ替わりが頻繁だったようだ。常陸国真壁郡(下妻市)1万石。
(7) 土浦藩土屋家): 江戸前期は城主の入れ替わりが目立ったが、旧武田家家臣で譜代の土屋家が移ってきて落ち着いた。常陸国新治郡(土浦市)9万5000石。
(8) 麻生藩新庄家): 近江新庄ゆかりの新庄家。常陸国行方郡(行方市麻生)1万石。
(9) 谷田部藩(細川家): 肥後熊本の細川忠興の弟興元を祖とする。常陸国筑波郡(つくば市谷田部)1万6000石。
(10) 牛久藩山口家): 守護大名大内家の流れをくむが、周防国山口の故郷から「山口」の姓にした。一度改易になったが復活して牛久に来た。常陸国河内郡(牛久市)1万石。
(11) 志築藩(本堂家): 常陸国新治郡(かすみがうら市志築)1万石。
(12) 古河藩土井家): 土井家は徳川の重臣で大老までだしているようですね。下総国葛飾郡(古河市)8万石。宇都宮線に乗ると、古河のあたりだけ茨城県で不思議に感じることがありますが、元々ここは常陸ではなく、下総なんですねぇ。だとすれば千葉県でも良さそうなものですが、なんか地理的な条件でもあるのだろうか?山形県のように他県との境が山の場合には、地域の違いが明確ですが、関東平野のように境となるものが明確では無い場合にはいろいろなことがあるんでしょう?
(13) 結城藩水野家): 結城は鎌倉以来の関東の名族結城家に由来する。家康の子が結城秀康と名乗ったのでも有名だ。その後結城秀康は越前に移った後天領を経て水野家が来た。下総国結城郡(結城市)1万8000石。

# 戊辰戦争で敗れた水戸藩士明治維新後巡査になり「茨城巡査」と言われた。

#  「常陸国」は「直路」。蝦夷へのまっすぐな道という意味。

# 茨城県新治郡の石岡市は昔は常陸国の国府。茨城県南部のの北相馬郡、猿島(さしま)郡、結城郡は下総国

■ その他

# 故郷の味: 納豆料理(水戸市)・あんこう料理(水戸市など)

■ Topics

# 141101: 東日本大震災で被災した水戸光圀の隠居所の西山荘の復旧工事がほぼ終了。
# 081101: 皇太子さま、第23回国民文化祭開会式出席などのため、茨城県入り。
# 081031: 茨城県内の9月の有効求人倍率は0.84倍。
# 081018: 茨城県は養豚が盛んだそうだが、豚肉のPRのため下妻青年会議所が「縦:110cm、横:217cm(豚肉400kg・400人前)」の世界一のトンカツを揚げてギネス申請。
 
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