■　大庭・大場（おおば、だいば）

＃　大場姓は、静岡県内では１３７位。袋井市や森町では４〜６位。【出典】

＃　大庭姓は、静岡県内では１５３位。竜洋町や裾野市で４〜６位。【出典】

＃　大庭と大場は混用され、桓武平氏流の大庭氏は鎌倉権五郎景政の孫の景忠が相模国高座郡大庭村に住んで大庭氏を称した。【出典】

＃　駿東郡深良村（裾野市）の大庭氏は、戦国時代以前から住んで、その祖は景忠の子の三郎景親という。永禄年間に、後裔の大庭但馬は武田氏に属し、子孫は代々名主をつとめた。【出典】

＃　治承年間に、大庭左衛門重勝が原氏に改姓し、その孫は遠江国佐野郡吉岡村（掛川市）に住んで大庭（大場）に復姓したといい、子孫は名主を世襲した。【出典】

＃　遠江国豊田郡小山村（静岡県袋井市）の大場氏は、代々名主を務めた。【出典】

＃　遠江国豊田郡中泉郷（静岡県磐田市）の府八幡宮の神官の大場家は藤原氏流という。【出典】

＃　掛川の大場氏は、桓武平氏の後裔の権守景宗の末裔で、相模国大場に住んで大場氏を称したというが、大庭氏の同流であろう。【出典】

＃　伊豆の大場氏は田方郡大場（だいば）村（三島市）発祥。【出典】

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