■　松長（まつなが）：　富山県の松長家

＃　全国的には、富山県と沖縄県に多く見られる。【出典】

＃　富山県内では、富山市から高岡市にかけて多く見られる。【出典】

＃　富山県の松長家：　越中国射水郡三ヶ村（富山県射水市三ヶ）の旧家で、楠木氏の末裔と伝わる。はじめは砺波郡松永村（富山県小矢部市）に住み、のちに射水郡今開発村に転じた。１６８０年に小杉新町に移住し、開発屋太郎兵衛を称して酒造業を始めた。その後、質屋も始め、三代目太郎兵衛のころには１３００石を有する大地主となった。１７７３年に加賀藩の山廻役となると三ヶ村に転じ、家業は次男の与五郎に別家させて継がせた。与五郎家は質屋と金融業に転じた。【出典】

＃　三ヶ（さんが）：　富山県射水市三ヶ。早月川河口部に位置し、北西は富山湾に臨む。もとは早月川の氾濫原で、現在も旧河道跡を残す。天文年間、飛騨国より源左衛門・新蔵の両人が移住し、早月川を堰き止め当地を開拓したといわれ、地名はのち三軒の居宅が建設されたことによると伝える。【出典】　

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