「輪宝」の家紋
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 「輪宝」の家紋の解説

# 輪宝紋(りんぽうもん): 古代インドの信仰の中で伝えられてきた想像上の武具のこと。チャクラムともいう。仏教伝来とともに仏具としてもたらされた。煩悩を取り除く効果があったと言われる。【出典

# 輪宝紋(りんぽうもん): 輪宝は古代インドの武器。理想の王である転輪王の持つ七宝の一つ。王を先導して、あらゆる障害を打ち砕き、四方を降伏させる力があった。「信貴山縁起」には、信貴山から飛来した護法の童子が、輪宝を転がしながら清涼殿に向かう姿が描かれている。仏教では、輪宝によって心の中の敵を打破する意味を持つ。三宅家、春日家、加納家、津軽家、布施家、塩入家、漆戸家、根本家、成田家などに見られる。【出典

■ 輪宝(りんぽう)紋 

輪宝紋  輪宝紋(りんぽうもん): 八本の大きな剣の間に三本ずつの小さな剣を持つ。輪宝紋では一番多く見られるが、使用している家によって微妙に形が違う。【出典
筆形輪宝紋  筆形輪宝紋(ふでがたりんぽうもん): 輻と一体で先端が丸まった八本の剣と、八本の小さな剣で構成された輪宝の紋様。【出典
大日輪宝紋  大日輪宝紋(だいにちりんぽうもん): 車輪部分に八つの穴を持つ輪宝の紋様。【出典
   
五つ輪宝紋  五つ輪宝紋(いつつりんぽうもん): 五本の大きな剣と、十五本の小さな剣、五本の輻で構成された紋様で五角形に見える。【出典
   
六つ輪宝紋  六つ輪宝紋(むつりんぽうもん): 六本の大きな剣と十二本の小さな剣、六本の輻で構成された輪宝紋。【出典
   
行者輪宝紋  行者輪宝紋(ぎょうじゃりんぽうもん): 八本の大きな剣と十六本の小さな剣で構成された紋様。【出典
   
真言宗輪宝紋  真言宗輪宝紋(しんごんしゅうりんぽうもん): 八本の剣を持つ輪宝で、主に真言宗の寺院で多く見られる。【出典
加納輪宝紋  加納輪宝紋(かのうりんぽうもん): 三河国の加納氏の家紋。八本の剣を持ち、車輪部分に筋と星を細かく描いた紋様。【出典
変わり加納輪宝紋  変わり加納輪宝紋
三つ割り輪宝紋  三つ割り輪宝紋(みつわりりんぽうもん): 輪宝を割り、割り面を外に向けて三つ寄せ、丸く描いた紋様。【出典
成田輪宝紋  成田輪宝紋(なりたりんぽうもん): 千葉県成田市の新勝寺の紋の一つ。八本の幅の広い剣と花形の幅を持つ輪宝の紋様。【出典
   

 ■ 三宅輪宝紋: 三宅家 

三宅輪宝紋  三宅輪宝紋

■ その他の輪宝紋

# 津軽輪宝紋(つがるりんぽうもん): 陸奥国の津軽藩の津軽家替紋。角形の剣と二重輪、中心に「九曜」を描いた独特の輪宝の紋様。【出典

# 天台宗輪宝紋(てんだいしゅうりんぽうもん): 滋賀県大津市の天台宗の総本山の延暦寺の寺紋。十六葉八重菊と輪宝を組み合わせた紋様。【出典

   

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