「輪宝」の家紋の解説 | |
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■ 「輪宝」の家紋の解説: 「輪宝」の家紋図
# 輪宝はもともと古代のインドの兵器で、仏教に取り入れられ、人心の中の諸悪を断つ仏法を意味するシンボルになった。輪宝の剣が八方に転がり広がることを転法論という。日本では仏教寺院で見られるが、インドではヒンドゥー教寺院にも見られる。家紋として採用されたのも、信仰的意義によると考えられる。天日槍命(あめのひぼこのみこと)の後裔を称する三宅氏族の代表家紋で、室町時代の家紋集の「見聞諸家紋(けんもんしょかもん)」にも記される。江戸時代の大名では下総国一宮藩の加納家、陸奥国弘前藩の津軽家、三河国田原藩の三宅家が使用した。岡山県を中心に瀬戸内海沿岸の各県に多く見られる。【出典】
# 輪宝紋【出典】
・ 輪宝紋(りんぽうもん): 輪宝は寺院のシンボルで、仏教伝来とともに仏具として伝来した。仏教に関する家紋で、寺紋として多く見られる。
# 輪宝: もとは巨大な車輪の形をした武器。
# 輪宝紋: 古代インドの武器で、日本では密教の法具となった。形も美しく多くの人々が憧れた紋だが、尊い紋であるため使用している家は限られた。代表的なのは備前児島郡三宅庄から出た児島一族。【出典】
# 延暦寺(滋賀県大津市)、和田家、成田家、加納家、寺井家、小島家、市川家、内田家、大浦家、黒沢家、三宅家、北田家、春日家、塩谷家、布施家などに見られる。
【家紋の図柄】