「茶の実」の家紋

「茶の実」の家紋
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■　「茶の実」の家紋の解説

＃　茶の実紋：　高貴で霊験あらたかな薬として珍重されたことから家紋になった。【出典】

＃　茶の実紋（ちゃのみもん）：　茶の実紋は橘紋を模造したコピー紋。橘紋は、実の中央にプツンと小円を核のように配するものが多い。しかし、茶の実にはこれが無い。また、橘紋は実の後ろに葉が三つ描かれるが、茶の実にはこれも無い。米野家、津田家、上田家、村田家、伴家、赤堀家、室田家、三田家などに見られる。【出典】

■　茶の実紋（ちゃのみもん）

	一つ茶の実紋（ひとつちゃのみもん）：　一本の枝に一つの茶の実をつけ、左右に一枚ずつ葉を出した紋様。【出典】
	丸に一つ茶の実紋
	陰一つ茶の実紋
	石持ち地抜き茶の実紋（こくもちじぬきちゃのみもん）：　地と反対色の円を描き、色を抜くように「茶の実」を描いた紋様。【出典】　※石持ち地抜きの意味
	抱き葉茶の実紋（だきはちゃのみもん）：　枝を長くして立たせ、左右の葉を上まで伸ばした茶の実紋。【出典】　※抱きの意味
	片葉折れ茶の実紋
	菱に一つ茶の実紋：　菱に茶の実紋（ひしにちゃのみもん）：　菱に一つ茶の実紋ともいう。「茶の実」を立たせ、菱で囲った紋様。【出典】
	割り茶の実紋（わりちゃのみもん）：　割った「茶の実」を、割り面を外に向け、左右から抱き合わせるように丸く描いた紋様。【出典】
	光琳二つ茶の実紋（こうりんふたつちゃのみもん）：　尾形光琳が描いたような茶の実紋を二つ、「二葉葵」に似せて描いた紋様。【出典】　※光琳の意味
	三つ葉埋み茶の実紋（みつはうずみちゃのみもん）：　三つの茶の実を、尻を合わせて寄せ、三枚の葉に埋もれるように重ねて描いた紋様。【出典】
	糸菱に覗き茶の実紋
	重ね角に茶の実紋
	団扇に違い茶の実紋
	浮線茶の実紋（ふせんちゃのみもん）：　茶の実を中心に据え、葉を左右から上に伸ばして、「浮線蝶」に見立てて描いた紋様。【出典】　※浮線の意味

■　三つ茶の実紋

＃　三つ葉茶の実紋（みつばちゃのみもん）：　三つの茶の実と三枚の葉を交互に配し、車状に描いた紋様。【出典】

＃　花三つ茶の実紋（はなみつちゃのみもん）：　葉のない三つの茶の実を、尻を合わせて寄せ、間から五つの花をつけた花序を三本伸ばした紋様。【出典】

＃　六角三つ茶の実紋（ろっかくみつちゃのみもん）：　三つの茶の実紋を、頭を合わせて寄せ、六角形のシルエットに描いた紋様。【出典】

	三つ茶の実紋（みつちゃのみもん）：　三つの茶の実紋を、頭を合わせて寄せ、丸く描いた紋様。【出典】
	丸に三つ茶の実紋
	亀甲三つ茶の実紋
	三つ竜胆茶の実紋
	丸に葉無し三つ茶の実紋
	糸輪に剣三つ茶の実紋（いとわにけんみつちゃのみもん）：　葉のない三つの茶の実を、尻を合わせて寄せ、間から剣を伸ばし、周囲を糸のように細い輪で囲った紋様。【出典】

■　三つ盛り茶の実紋

	三つ盛り茶の実紋　※三つ盛りの意味

■　三つ割り茶の実紋

	三つ割り茶の実紋（みつわりちゃのみもん）：　割った「茶の実」を、割り面を外に向けて、三つ追うように丸く描いた紋様。【出典】

■　向かい茶の実紋

	向かい茶の実紋（むかいちゃのみもん）：　茶の実紋を上下から向かい合わせて、丸く描いた紋様。【出典】
	上下向かい茶の実紋

■　向こう茶の実紋

	向こう茶の実紋（むこうちゃのみもん）：　実を真上から見た姿で描いた茶の実紋。【出典】
	陰向こう茶の実紋

■　四つ茶の実紋

	四つ茶の実紋（よつちゃのみもん）：　葉のない四つの茶の実を、十字に組んで車状に描いた紋様。【出典】

■　五つ茶の実紋

	五つ茶の実紋（いつつちゃのみもん）：　葉のない五つの茶の実を、尻を合わせて寄せ、車状に描いた紋様。【出典】
	五つ竜胆茶の実紋

■　茶枝の実紋

＃　枝茶の実紋（えだちゃのみもん）：　茶の実をつけた枝を右上りに配して、左側の葉を折り、高く伸ばした枝の先端に実をつけた紋様。【出典】

	茶枝の実紋①
	茶枝の実紋②

■　その他の茶の実

	変わり茶の実紋（かわりちゃのみもん）：　「茶の実」の茎を左に曲げ、左の葉を手前に出して強調した紋様。【出典】

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■　家紋の画像データについて