「時国」の名字の由来 | |
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■ 時国(ときくに)
【2023/06/22:改編】
# 奥能登の名家。
# 石川県の奥能登地方を中心にみられる。
# 源平の合戦で平家が敗れたあと、大納言の平時忠が奥能登に流された。その子孫が能登国鳳至郡時国村(石川県輪島市)に住んで時国氏を称した。以下をみると地名より名前の方が先のようですね。
# 時国村(ときくにむら): 石川県輪島市町野町西(みなみ)時国。
江戸時代から明治の初めにかけて、能登国鳳至(ふげし)郡にみられた村名。地名の由来は、文治元年の平氏滅亡後、能登に配流となった平時忠の子孫時国が開発したことによるといわれる。【出典】
# 平安時代の平時忠。平清盛が桓武平氏の高望流なのに対して、時忠は公家となった高棟流。時忠の姉が平清盛の妻になったことで大納言まで出世し、「平家にあらざれば人にあらず」と言ったのもこの時忠だそうだ。平家滅亡後、時忠は奥能登に流された。時忠の五男の時国は珠洲から曽々木に移り、自らの名前の「時国」を名字として一家をおこした。これが、奥能登の名家の時国家と言われる。その後時国家は25代続き、その屋敷も文化財となっている。 「平家にあらざれば、、、、」、てっきり平清盛が言ったと思っていたが、そうだったのかぁ。
# 石川県の時国家
# 「国」のつく名字。
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