「箸墓・箸中」の地名の由来
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■ 箸中(はしなか): 奈良県桜井市箸中

・ 「箸」は「土師」の意味か。土師氏菅原氏や秋篠氏に改姓した。箸中は箸墓が転じた語といわれる。【奈良の地名由来辞典 池田末則 東京堂出版】

・ 箸中(はしなか): 奈良県桜井市箸中。古くは箸墓と称した。地名の箸中は箸墓の転訛で、ハシは土師の義か。土師氏は陵墓の築造や喪葬儀礼に関与していた。箸の字は、崇神朝に倭迹迹姫が大市に埋葬された時その墓を「箸墓」と称したことにちなむ。姫が箸で陰を突いて薨じたためその号があり、「是の墓は、日は人作り、夜は神作る。【出典

・ 「箸が刺さった事故で亡くなった人にちなんで箸墓と命名?」なんて書いてある本もあります。

■ 箸墓(はしはか): 奈良県

・ 三輪山の神の大物主神の妻は、夜な夜な通ってくる夫の正体を知らなかったが、あるとき夫に正体を見せてもらったら、大物主神は蛇の化身だった。それを見て妻は驚き、夫は「恥をかかせたな」と怒って飛び去った。妻はそれを悔いて「箸でホトを突いて自殺した」。  

・ 箸墓郷: 平安時代に大和国城上郡にみられた郷名。

・ 箸墓古墳(はしばかこふん): 奈良県桜井市。大市墓ともいう。この古墳が箸墓と呼ばれる由来は、崇神紀10年9月壬子条に記載される、倭迹迹日百襲姫と大物主神との神婚譚による。また造墓については、同条に、「是墓者日也人作。夜也神作。故運大坂山石而造。則自山至于墓。人民相踵。以手遞伝而運焉」と記されている。邪馬台国卑弥呼の墓とする説もある。【出典】 

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