■　県内２３５位：　石野（いしの）

＃　南北朝時代の建武年間頃、十市氏族の中原師良は南朝の成良親王に属し、足利氏を避けて駿河国水上（藤枝市）に住んで、その子の新九郎良清は遠江国山名郡石野村（袋井市）に転じて石野氏を称した。【出典】

＃　遠江国佐野郡杉ヶ谷村（掛川市）の石野氏は、平氏の一族の弥平兵衛宗清の末裔と伝え、その曽孫の宗治は１２８０年に、富士の裾野の白滝の傍らの石野里（富士宮市？）に住んで、石野弥右衛門を称した。その孫の市右衛門宗信は、１３７７年に山口郷杉ヶ谷村に転じて、子孫は大庄屋。【出典】　

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