「石」の家紋の解説 | |
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■ 「石」の家紋の解説: 「石」の家紋図
# 石紋は石畳に似た形に由来する。文様としては古墳時代の埴輪にも見られ、平安時代には霰紋(あられもん)とも言われ、?(か)文と組み合わせて、公家の男子の正装である束帯の表袴(うえのはかま)の代表的文様として江戸時代まで使用された。初見は鎌倉時代の歴史書の「吾妻鏡」で、宝治合戦で薬師寺氏が「五つ石畳」の旗を掲げたという記録がある。戦国時代には信濃国の国人で多く使用され、武田氏の家臣の土屋家の家紋であった。江戸時代の大名家や幕臣では六十余氏で使用された。長野県、静岡県、関東地方、岩手県などで多く見られる。【出典】
# 石紋【出典】
・ 石畳紋とも呼ばれ、大半は庭や玄関先の石畳を図案化したもの。平安時代から紋として使用され、1〜16個のまで個数や配置で豊富なバリエーションが生まれた。江戸時代には60家以上の幕臣で使用され、小笠原の名字が多い岩手県、青森県に多く見られ、長野県、静岡県、関東地方などでよく見られる。
・ 丸に一つ石紋、三つ角合わせ石紋、四つ石紋、四つ捻じ石紋、繋ぎ九つ石紋。
# 石紋: 石畳紋、敷石紋ともいう。多くの神社に石畳が敷かれていることから、神社に関係する家柄でよく使用された。江戸時代に流行し、源氏や藤原氏系の武士の間で広まった。【出典】
# 大野家、田中家、中村家、山本家、松本家、木村家、熊谷家、太田家、関家、岩本家、土屋家、三上家、岡崎家、入江家、安斎家、今村家、島田家、熊倉家、沼田家、平沢家、赤木家、石塚家、大井家、小田島家、宮坂家、岸家、明石家、秋田家、足立家、大沼家、梶原家、須賀家、井口家、高梨家、高谷家、富永家などに見られる。
【家紋の図柄】