「井」の家紋の解説 | |
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■ 「井」の家紋の解説: 「井」の家紋図
# 井筒・井桁紋: 井戸に由来する。井筒も井桁も、地上に出た井戸枠のこと。
# 井筒紋・井桁紋【出典】
・ 井戸を囲む木組みのことで、その形状から「井筒」「井桁」と呼ばれる。水の湧く場所は神聖化され、信仰的な意義で文様として使用された。また、名字に「井」の字を含む家でも使用した。圧倒的に静岡県に多く見られ、県内の使用率は1割を超える。
・ 三つ寄せ井筒紋、花形井筒紋、平井筒紋、井桁紋、違い井桁紋、三つ井桁紋。
# 井桁紋(いげたもん)・井筒紋(いづつもん): 名字に「井」の字をつく家のほとんどが、この紋を使用した。井桁の形から「井」の漢字が生まれたとされ、漢字と一体となった家紋といえる。井伊家、酒井家、今井家、神田家、新井家、清水家、井上家などに見られる。【出典】
# 井桁紋は、名字に「井」がつく家に多い。【日本人なら知っておきたい 家紋と名家のいわれ 大野敏明 実業之日本社】
・ 住友家: 井桁紋。先祖が泉州(和泉国)の堺の出で、泉屋の屋号を用いたため。【出典】
# 井桁紋: 井筒紋同様に、井戸を表す。命の源の水の象徴で、幸せを招くとして尊ばれた。井伊直弼で知られる井伊家では、旗印に井桁を使用した。【出典】
# 井筒紋: 正方形であらわすものを井筒、菱形のものを井桁と区別する。重ねや組み合わせ、割りと呼ばれる変形がある。【出典】
【家紋の図柄】