「鹿・鹿角」の家紋 | |
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■ 鹿・鹿角紋
# 鹿角紋(かづのもん): 鹿は春日大明神の神使とされ、春日大社に隣接する奈良公園では、放し飼いにされている。中国では、鹿は千年で蒼鹿(そうろく)、それから五百年で白鹿(はくろく)、さらに五百年で玄鹿(げんろく)になるとされる長寿の霊獣。鹿紋は角だけで鹿を表現することがほとんど。鹿の角は雄々しく、立派に感じられるため、兜の前立てにも使用された。「鹿」は君島家、「角」は近藤家、諏訪家、小沢家、松島家、伊藤家、春日家などに見られる。【出典】
# 鹿・鹿角(かづの)紋【出典】
・ 鹿は神の使いとして信仰された。また、鹿の角は兜の前立てに使用されるなど、武家にも好まれた。鹿の家紋はほとんど見られず、鹿角の家紋が使用される。東日本に多く見られる。
・ 抱き角紋、丸に違い折れ角紋、割り角紋、六つ袋角紋、三つ割り角紋、楓に鹿紋。
# 近藤家、狩野家、角田家、諏訪家、武藤家、国分家、金子家、松野家、今村家、宍戸家、小島家、中沢家、今野家、根本家、吉沢家、小沢家、塚原家、西沢家、秋山家、阿久津家、浅川家、岡野家、春日家、桜田家、猪俣家、宇田家、鹿島家、富沢家、長浜家などに見られる。
# 鹿紋(しかもん)・鹿角紋(しかつのもん): 鹿角は動物の鹿の角を象った家紋である。鹿は古来から神の使いとして神聖視された。藤原氏の氏寺である東大寺や、藤原氏の祖である中臣鎌足の出生地といわれる常陸国鹿島の鹿島神宮では鹿が神使とされている。特に白鹿は長寿の象徴であり、また鹿の「ろく」という発音が禄に通じるため瑞祥の動物とされる。幕臣で藤原北家秀郷流や清和源氏流の近藤家や諏訪家、小沢家、松島家、松野家、伊藤家、鹿倉家、杉嶋家、蔭山家、杉山家、梅家、茂木家、小鹿野家、両角家、角田家などに見られる。【出典】