「保土ケ谷」の地名の由来
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■ 保土ヶ谷(ほどがや): 神奈川県横浜市保土ケ谷区

神奈川県横浜市に「保土ヶ谷」という地名があり駅名もあるはずだ。ものの本によると、そもそも保土ヶ谷は東海道の宿場町として成立したが、日本橋から32Kmと中途半端な地点(昔の人は1日に40Km歩いたので、泊まるには早すぎる)にあったので、客の引き留めに苦心したそうだ。そこで、旅籠では留女(とめおんな)という旅籠の客引き女中で客引きをおこなった。

それとは直接関係は無いのだろうが、この保土ヶ谷という地名の由来だが、もともと「ほと」とは女性の性器をあらわう言葉で古事記にもかかれているらしい。つまり「保土ヶ谷」とは「女性器」の形をした谷の意味から来ており、「ほと(字は違う場合がある、例えば程など)」のついた地名はここ以外にも全国にあるらしい。

※ ほんとに、人名や地名の勉強をすると商いです。間違い、飽きないです。

・ 「ほど」は「ほと」と同じで女陰のことで、見立てによる地名ともいう。又は、「ほどく」と関係して「崩壊地形」か。【出典

・ 「保土(ほと)」は保戸、程、程度とも書く。「古事記」にも書かれているほどの古い言葉で、女性器のことをいい、この谷がそういう形をしていることに由来する。【出典

# 保土ケ谷(ほどがや): 神奈川県横浜市。多摩丘陵東部に位置し、地内南部を帷子(かたびら)川支流の今井川が西流する。地名の由来については、地形・信仰上よりの低湿地を意味するという説、アイヌ語の転訛したとする説、僧万里の紀行文より文明17年万里が武蔵に泊った世戸井が転訛したとする説、奈良・平安期の幡屋(はたのや)の郷名が平安末期から鎌倉・室町期にかけて榛谷(はんがや)となり、戦国期に保土ケ谷という順序に転訛したとする説など諸説があるが詳細は不明。【出典

# 保土ヶ谷(ほどがや): 神奈川県横浜市には、保土ヶ谷という場所がある。この名前は、その特別な地形からつけられたようだ。保土ヶ谷のホトは、古語で、女性の陰部をさしたものなのだという。いまでも、沖縄にはこの言葉は残されているが、本土ではほとんど使うことがなくなっている。その語源は諸説あるが、一説を紹介しよう。ホトとは火所を表しているとのこと。火キリ臼と火キリキネという木と木をこすり合わせて発火する方法を男女のセックスに見立て、火キリ臼を女性性器として火所と呼んだという。その女性の性器に似た、窪みや穴型の地形をホトと呼んだ。保土ヶ谷は、ホトのような形をした谷という意味のようだ。保土ヶ谷以外には、同様の地名はいくつか残されており、青森県の保戸沢、埼玉県の宝登山、福島県の程田、新潟県の程平、長野県の程野、岐阜県の旧保戸島村、大分県の保土島などがある。保土ヶ谷と同様に窪んだ土地につけられたのだろう。窪んだ土地が多いかどうか確かめてみたいものである。【出典: 雑学大全: 東京雑学研究会編】

# 保土ヶ谷駅(ほどがやえき): 神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町。JR東日本・横須賀線。保土(ほと)は保戸、程、程度とも書く。古事記にも書かれているほどの古い言葉で、女性器のことをいい、この谷がそういう形をしているところから名付けられた。昭和6年(1931年)に、程ケ谷駅から改名。【出典

# 天界の住宅地を歩く 横浜保土ヶ谷(神奈川県)

# 「ホト、ホド」の資料集

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