「長井」の地名の由来 | |
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■ 長井(ながい): 山形県長井市
・ 「水の集まるところ」の意で、扇状地に発達した当地一体が「長井」と呼ばれた。【都市データパック2011年版・東洋経済新報社】
・ 長野、長田と同義の地名で、盆地の中に長くのびた集落の意味。【出典】
・ 「なが(接頭語)」+「ヰ(川)」という地名か。あるいは「なが」は「崩壊地形のことか。【出典】
・ 長井荘(ながいのしょう): 鎌倉時代後期から戦国期にかけて出羽国置賜郡にみられた荘園名。単に長井ともいう。「和名抄」に見える古代置賜郡の長井郷の範囲をはるかに越えて郡内一円に及ぶ地域をさす。鎌倉期〜南北朝期の康暦2年頃まで、置賜一円の荘園・公領の地頭は関東御家人の長井氏であった。長井氏一門の人びとは多くの家に分かれて郡内の各地を分割相続しながらも、全体としてのまとまりを失うことなく約200年間置賜一円にわたる支配者の地位を保った。置賜一円が長井荘あるいは長井と称されるようになったのはそのためと思われる。南北朝末期に長井氏の勢力が失墜し、置賜一円が伊達氏領国になると、長井荘あるいは長井という俗称はより一層の頻度をもって用いられるようになる。【出典】
・ 長井駅(ながいえき): 山形鉄道・フラワー長井線。山形県長井市栄町。