「笛吹」の地名の由来
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■ 笛吹(うずしき): 東京都西多摩郡檜原村

・ 檜原村の一地区名。

・ 笛吹峠(うずしきとうげ): 檜原(ひのはら)村南西部と山梨県上野原町の都県境にある峠。土地の人は「うそふき」ときに「うずひき」と呼ぶ。別称大日峠は大日百番塔碑が峠にあることに由来する。【出典

■ 笛吹市(ふえふき): 山梨県笛吹市

・ 合併した6町村の川の水が笛吹川に集まってくるように、幾筋もの流れが大きな流れとなり、山梨の中心的な存在となるようその名を高め、飛躍するように願いをこめられた名称。【都市データパック2011年版・東洋経済新報社】

■ 笛吹峠(ふえふきとうげ): 埼玉県

・ 比企(ひき)郡嵐山(らんざん)町将軍沢と鳩山(はとやま)町須江との境にある峠。旧鎌倉街道が岩殿観音道と交わる所に「太平記」の武蔵野の合戦で有名な笛吹峠の碑が建っている。小手指ケ原(こてさしがはら)で破れた新田軍は最後の防衛線をこの笛吹峠にしき「鳥雲の陣」をもって足利軍に対したが、大敗し、足利尊氏の関東制圧が実現した。笛吹峠の名は一説にはその折に笛の名手であった宗良親王が戦場の緊張をしばし忘れて笛を吹いたことによるといわれ、また坂上田村麻呂が笛を吹き、その音に躍り出た悪竜を退治することができたことによる、ともいわれている。【出典

■ 笛吹峠(ふえふきとうげ): 岩手県

・ 釜石市橋野町と遠野市青笹町地区の境にある峠。鵜住居街道が通る。峠名については「上閉伊郡志」に「冬季吹雪の候にはしばしば方向を誤りて危難を招くことあり、笛吹の名称はふぶきより出でたる転訛なりといふ」とあり、「遠野物語拾遺」には、昔青笹村に1人の少年が住んでいたが、継母に馬放しにやられ四方から火をつけられた。その少年が笛を吹きながら焼け死んだことからそこを笛吹峠と呼ぶようになったという。また昔、按摩を業とする盲人が雪降りの夜に宿を求めながら歩いていたが、宿を得られず遂に峠道に迷い込み谷底に転落して死ぬまで笛を吹いていたという話から笛吹峠と呼ぶようになったという伝説もある。【出典

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