■　中原（なかはら）：　福岡県の中原家　

＃　福岡県の中原家：　豊前国小倉城下の豪商で中原屋を号した。もとは毛利家の家臣。【出典】 

・　小倉城下室町（福岡県北九州市小倉北区）の豪商。元は毛利氏の家臣だったが、小倉初代藩主の小笠原忠真の時代に小倉城下新魚町で中原屋を号して飛脚問屋となった。１７９４年に六代嘉道の時に室町二丁目に転じ、七代目保道は長崎御用吟味役の他、中津藩や会津藩の御用達もつとめた。１８４６年には町年寄格になった。１８６６年の第二次長州戦争で小倉城が落ちた後、九代保倫（嘉左右）は藩庁の移動に伴って、香春、豊津などに転じたが、その間藩の財政を助けた。１８６８年には藩士に列した。１８７４年に小倉に戻り、米・石炭を扱う一方、蒸気船を有して大阪との定期航路を開いた。その後は筑豊の石炭開発に力を注いだ。【出典】 

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