■　久保田・窪田（くぼた）

＃　久保田姓は、静岡県内では４２位で、吉田町、蒲原町、清水町では４〜５位内。【出典】

＃　窪田姓は、清水市（現静岡市）に多く見られる。【出典】

＃　久保田は窪田に通じ混用されるが、本流とみられる甲斐国の「くぼた」氏は窪田が多い。甲斐国山梨郡窪八幡発祥の窪田氏は三枝氏流と清和源氏流があるという。三枝氏流の窪田氏は、もとは石坂氏を称したが、武田信玄のときに、窪田氏に改称したといい、甲斐久保田氏は清和源氏流という。【出典】

＃　遠江国榛原郡川尻村（吉田町）の久保田（窪田）氏は伊勢国の出で、窪田助之丞氏豊のときに、武田氏に従い、二男の助之丞氏房は１５７０年に小山城（吉田町）で討ち死にし、子の房孝は元亀３年に遠江川尻の斎藤実康の婿養子となり、姓を久保田に改称したという。子孫は代々庄屋を務めた。【出典】

＃　島田の久保田家は、慶長年間に島田宿で本陣をつとめた。【出典】　

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