「算木」の家紋の解説 | |
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■ 「算木」の家紋の解説: 「算木」の家紋図
# 算木紋(さんぎもん)
・ 算木は古代中国の計算用具で、日本には奈良・平安時代に渡来した。配列を縦や横に動かし、四則演算、開平(平方根を求める)。開立(立方根を求める)などの計算を行う。算木は卦木(かぼく)とも言われ、占いにも使用され、卦の形は易者のシンボルマークになった。このため、算木紋は呪術的意義によって使用されている。室町時代の軍記物の「羽継原(はねつくはら)合戦記」に周西(すさい)氏の使用紋として載る。江戸時代の幕臣では村上源氏の星合氏、滝川氏、今川氏、加藤氏、寒河(かんこう)氏で使用され、伊勢国の国人衆にも多く見られる。三重県、愛知県、栃木県、群馬県などに多く見られる。【出典】
# 算木紋(さんぎもん): 算木とは、易占いに使用した道具。六本で一組になっている。三本は中央に刻みがあって、陰をあらわし、残る三本は陽を表す。もとは古代中国で計算に使用され、日本に入って、やはり和算で使用された。算木紋は引両紋と混同されやすい。大友家、加藤家、滝川家、寒河家、星合家、今村家、杉岡家などに見られる。【出典】
# 三好家、山根家、宮下家、藤本家、三村家、野島家、広田家などに見られる。
【家紋の図柄】