「公家武者 松平信平」の読書 | |
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■ 公家武者 松平信平 佐々木裕一 時代小説文庫
鷹司(松平)信平。公家出身の武士(徳川家直参)は何人かいるそうだが、大名まで上り詰めたのはこの、鷹司(松平)信平を祖とする鷹司松平家(上野国の吉井藩)だけなんだそうだ。
この本は小説なんで、史実と異なることもあるんだろうが、鷹司信平は京の公家の鷹司家の庶子(四男?)で、徳川三代将軍徳川家光の正室となった姉を頼って京から江戸に下向し、家光に拝謁して50石取りの旗本となった物語。まだ三巻までしか読んでないが、内容的には「長七郎江戸日記」を思い浮かべてもらえればいいだろうか。
そして、四代将軍家綱の命で、紀州家の松姫を正室に迎えるが、50石取りではということで、藩主の頼宣から1000石になるまで藩邸で預かるとのことで、祝言はあげたが別れ離れの生活で始まる。
史実をみると、二人の間には三人の子がみえるので、後に「メデタシ、メデタシ」なんでしょうか?
・ 50石に始まり1400石まで加増されたときに知行地として与えられたのが、上野国岩神(群馬県前橋市?)。
・ 2017年4月17日現在、8巻まで一気読み。どこかでドラマ化しないかなぁ。少なくとも今度の水戸黄門より面白いと思うが。