■　薬袋（みない）

【2017/07/24：改編】

＃　６５１６位

＃　全国に約１５００人【全国分布】

＃　山梨県中央市を中心にみられる。

＃　由来は諸説ある。
(1)　この地方は昔から無病長寿で知られ、越中富山の薬売りの薬袋を見ないので、「薬袋」を「みない」と読んだ。
(2)　武田信玄が狩りをしたときに薬袋を落とした。みつけた者が薬袋を届けた際に、信玄が「中を見たか」とと聞くと「見ない」と答えたために、信玄から「みない」という名字を賜った。
(3)　昔、この地を名医が訪れ、ブドウから酒を造り、村人に飲ませたところ、富山のクスリ袋を見ないで済むようになった。
※　戦国時代にはすでに「薬袋」姓があったそうで、どちらも後世の付会と言われる。

＃　薬袋（みない）：　語源は「川の流れが一時的にゆるくなったところ」を意味する「水凪（な）ぎ」。【名字の謎学　博学こだわり倶楽部編　KAWADE夢文庫】

＃　甲斐国巨摩郡薬袋之郷（山梨県南巨摩郡早川町）をルーツとする。

＃　参考データ：　「薬袋」の地名

■　御薬袋（みない）

【2013/05/28：新載】

＃　６３３３９位

＃　全国に約２０人【全国分布】

＃　東京都や兵庫県にみられ、「薬袋」と同祖。

■　このサイトで使用している「名字の順位」「全国の概算数」「都道府県毎の順位」などについてはこちらを御覧下さい。【詳細】