群馬県館林の暑さは山形産 | |
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■ 150801: 群馬県館林の暑さは山形産
江戸時代には、譜代大名を中心に、いわゆるお国替えが頻繁に行われた。
お国替えでは、勿論家臣をつれての移動であるから、人や名字に加えて文化も移動した。その代表的なものには「出石蕎麦」や「栃木のカンピョウ」などがある。
・ 栃木名物の「かんぴょう」は、鳥居家が前任地の近江国水口名産の「かんぴょう」を下野国(壬生)に持ち込んだもの。
・ 兵庫県豊岡市出石町名物の「出石蕎麦」は信濃国の上田藩主の仙石家が但馬国出石にお国替えになった時に持ち込んだもの。
ところで、出羽国の山形藩は江戸時代初頭に最上家が改易になった後には多くの譜代大名が入れ替わり立ち替わり移ってきた。
その中に秋元家がある。秋元家は明和4年に山形に入部し、4代78年間にわたって山形を領し、歴代山形城主のうち最も長かったそうだ。そして弘化2年11月、秋元氏は上野館林(現群馬県館林市)に転封となった。
秋元氏は山形にいるときに、この山形の暑さを蓄えたのだろう。そして、館林に行って一気に放出した。そのために館林は日本有数の暑い街になったのだろう。
イッツ、ジョークね(笑)