「備前」の地名の由来
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■ 備前町(びぜんまち): 青森県弘前市

・ 青森県弘前市に江戸時代前期に見られた町名で弘前城郭内の武家屋敷地の1つ。地名の由来は、改易となった備前国浮田(宇喜多)秀家の家臣が津軽家に召抱えられ、当地に居住したことにちなむといわれ、旧浮田家の家臣として久保田数馬・渡辺作石衛門らが知られる。ただし、絵図類には侍町とのみ記されて町名は記されていないことから、町名は通称として存在していたとも考えられる。後に郭外へ移転した。【出典

・ 江戸幕府はキリシタンを取り締まった。備前国岡山の宇喜多秀家はキリシタン大名で、関ヶ原の戦いの後に秀家は八丈島に流された。慶長18年(1613年)に旧宇喜多家の家臣のキリシタン66名がまとまって津軽藩に流罪となり、弘前城の三の丸においた。後にその地が「備前」と呼ばれるようになった。他に足尾銅山(備前山)などにも宇喜多家のキリシタンが流された。  

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