「千厩」の地名の由来 | |
【参考資料・文献】 | 【利用上の注意】 |
名字の由来のTop | 地名の由来のTop |
名字と地名のMenu |
スポンサーリンク |
スポンサーリンク |
■ 千厩(せんまや): 岩手県一関市千厩町千厩
・ 一関市千厩の千厩は当て字で、狭い湿地の意味。
・ 「せま(狭)」+「や(湿地)」の転で、「山間の湿地」のことか。【出典】
・ 地名の由来は、古く八幡太郎義家が奥州へ出兵した際に馬1,000匹をつないだ地であることによると伝える。【出典】
・ 千馬屋郷: 鎌倉時代から戦国時代にかけて陸奥国岩井郡にみられた郷名で、勢間屋郷とも記す。岩井郡は葛西氏の所領五郡二保の1つ。当郷には室町・戦国期に金野(今野)氏が拠っていた。金野氏は鎌倉期の建久年間、葛西清重の臣、里見義綱が東岩井に所領を給され千厩郷に居住、母方の姓を採り金野と改姓したものという。また、気仙郡司金氏の流れともいう。【出典】
・ 源義家の安倍氏の征伐のときに、この地に千頭余りの軍馬をおいたことに由来する。【出典】
・ 千厩駅(せんまやえき): JR東日本・大船渡線。岩手県一関市千厩町千厩字上駒場。
※ 千厩に駒場という地名があることから、やはり厩(うまや)説に1票。
# 岩手県は、古くから馬の産地として知られている。「千の厩(うまや・馬小屋)」に由来する。平安時代に奥州藤原氏がこの地に千棟の厩をたてた、または源義家が千頭の馬をつないだという伝承がある。【心に響く!美しい「日本語の言葉」2200 西東社編集部】
# 千厩駅(せんまやえき): 岩手県一関市千厩町千厩字上駒場。大船渡線。源義家が安倍氏の征伐のときに、この地に千頭あまりの軍馬をおいたことに因む。また、この地は昔から馬の産地で、千余りの厩舎があったからとの説もある。【出典】
# 千厩駅(せんまやえき): 岩手県一関市千厩町。先頭の馬をつないだことに因むとも、この地方は古くからの馬の産地で、千頭分の馬屋(厩)があったことからとも、日本武尊が千把の矢をつくった千把矢(せんばや)に因むともいうが不詳。【出典】
# 千厩(せんまや): 岩手県東磐井郡にあった「千厩町」は、平成17年(2005年)に合併して一関市に編入された。地名の由来については、奥州藤原氏がこの地に厩舎を建てて多くの馬を育てたことから「千馬屋」と呼ばれたというが、これは根拠のない単なる伝承である。薄衣街道の近くに「千厩地名発祥の地」の碑と説明板がある。それによると、源頼義、義家父子が安倍貞任を討つために戦った前九年の役の際に、義家がここに陣を敷き、千頭の軍馬を繋いでいたことによるという。これらは、いかにも観光用の説明でしかなく、実際には川幅の狭い場所という意味で、「狭場谷」または、馬を繋いだ場所が狭いところから「狭屋」に由来するものだろう。【出典】