■　一関（いちのせき）：　岩手県一関市

・　以下のような説があると言われる。【岩手県庁のサイトより】

(1) 「一ノ堰」から転じたもので、北上川の氾濫をせき止めるための一番目の「堰」をつくったことから

(2) 市内に「一関」「二関」「三関」があり、平泉の関所にちなむ。

・　一ノ関駅（いちのせきえき）：　岩手県一関市駅前。東北本線。大船渡線。

・　一関（いちのせき）：　諸説あるが、一番有力なのが「一堰（いちのせき）」説である。北上川の洪水を防ぐのに、「一堰」「二堰」「三堰」を築いたことにちなむというのである。資料としては、室町時代の成立とみられる「月泉良印禅師行状記」に「一堰願成寺」とあり、また、文明１６年（１４８４年）の中尊寺巡礼札には「三堰」とあるとされる。一方、「一関」は「関所」に由来するという説もあるが、この説の最大の問題は、関所を第一から、第二、第三と、近接しておくことなどあり得ないということで、信憑性を持たない。【出典】