■　西野（にしの）：　徳島県の西野家　

＃　徳島県の西野家：　阿波藍の豪商。１６５８年に三代の六兵衛重徳が下総国千葉郡寒川村（千葉県千葉市中央区）で藍玉を販売したのが祖。跡を継いだ養子で四代目の嘉右衛門が野上屋と号して寒川村に藍店を開店した。七代目の嘉右衛門公章は寒川村の店を江戸の小網町に移して江戸の拠点とし、１７７３年には徳島藩の藍方御用達となって苗字帯刀を許された。その子の八代目の右衛門包道は阿波大尽と言われ、吉原の大門を三日閉めて豪遊したと伝えられる。また、八代目の妻の実家が経営していた讃岐琴平の酒店を１８００年に買い取り、後に清酒「金陵」で知られた。十二代目の嘉右衛門弥啓は藩の御用商人として活躍した。【出典】

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