「琴柱」の家紋の解説
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■ 「琴柱」の家紋の解説: 「琴柱」の家紋図

# 琴柱は箏(そう)や和琴(わごと)の胴に立てて弦を支え、位置を変えることで、音程を調節する器具。和琴では楓の木の叉になる部分を切り取って、そのまま使用した。奈良県明日香村では大漁の琴柱が出土して、祭祀に使用された様子がわかる。また、琴の弦を弾く琴爪も家紋として使用されている。琴柱は、文様としては鎌倉時代の「一遍上人絵伝(いっぺんじょうにんえでん)」に描かれたが、紋章としては室町時代の往来物の「尺素往来(せきそおうらい)」が初見で、馬に押す烙印に琴柱の紋が使用されたと書かれている。家紋としては江戸時代の幕臣の秋間家、後藤家井戸家中村家、佐合家、野呂家で使用された。東北地方に多く見られる。【出典

# 琴柱(ことじ)紋【出典
・ 琴柱は琴の音階を調節する道具。室町時代中期に、馬に押す烙印の紋章に使用されるようになった。家紋としては「丸に琴柱」が基本形。東北地方に多く見られる。
・ 丸に琴柱紋、並び琴柱紋、五つ琴柱紋、三つ琴柱の丸紋、三つ組み琴柱紋、丸に三つ琴の爪紋。

# 後藤家野呂家並木家藤沢家などに見られる。

# 琴柱紋: 琴の弦を支えるものを表す。紋様となったのは鎌倉時代からで、村上源氏流の秋間家や藤原氏流中村家後藤家井戸家。また、橘氏流の佐合家などに見られる。【出典

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