「地紙」の家紋の解説 | |
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■ 「地紙」の家紋の解説: 「地紙」の家紋図
# 地紙とは扇の骨に貼る紙のこと。
# 地紙とは扇に貼る紙のこと。江戸時代には初夏になると地紙売りが町を歩き、紙を折って売っていた。庶民はそれを買って、扇を貼り替えて楽しんだ。もともとは、扇紋から分かれて生まれた家紋と考えられ、扇紋と同じように末広がりの縁起の良い形から、瑞祥的な意義を持つ。地紙1〜7枚を組み合わせて描かれていた他、地紙の面に他の紋が描かれることも多い。戦国時代には阿波国の笠木氏が家紋にし、江戸時代の幕臣では安食家、天野家、一尾家、祖父江家など十三家が使用した。高知県など西日本に多く見られる。【出典】
# 地紙紋【出典】
・ 地紙は扇に貼る紙のこと。扇紋のバリエーションとして生まれた家紋で、末広がりの形から瑞祥的な意義を持った家紋である。全国的に見られるが、西日本にやや多く見られる。
・ 丸に地紙紋、陰陽重ね地紙紋、地紙に三階菱紋、地紙に地抜き巴紋、丸に頭合わせ三つ地紙紋、細輪に地紙に蔦紋。
# 源氏流の徳山家、村松家、吉田家、大類家、一尾(いちお)家、安食家。藤原氏流の徳永家、中村家、祖父江家。【出典】
# 扇地紙紋: 扇紋から変異したもので、骨を除いた紙だけを表す。逆に、紙を除いた骨だけの紋もあり、扇に関係する紋の種類は多い。【出典】
# 浅井家、大野家、葛西家、中村家、吉田家、松本家、山崎家、山県家、篠原家、秦家、岩本家、塚本家、野呂家、青柳家、小池家、竹村家、中西家、日高家、木下家、市川家、中野家、大江家、徳永家、能勢家、渥美家、宇野家、長山家、村松家、井本家、塩沢家、門田家、金山家、高原家、前島家などに見られる。
【家紋の図柄】