「采配」の家紋
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■ 采配紋(さいはいもん)

# 采配とは軍勢の指揮をとる道具で、1尺ほどの棒に紙や革で作った房をつけたもの。起源は、鷹狩りのときに人員に指図した「ざい」や、犬追物で合図する再拝とも言われるが定かではない。采配は戦国時代には軍配と同じように使用されるようになり、合戦や大名行列などでも人員に指図する道具として使用されるようになった。また、赤穂浪士の討ち入りの際に大石内蔵助が使用したとされる。家紋としての成立時期は不明だが、江戸時代中期に近代剣道の原型を作った長沼国郷の一族の家紋である。稀な家紋だが、群馬県、東京都、宮崎県などに見られる。【出典

# 一つ采配紋(ひとつさいはいもん): 厚紙を短冊状に切って、一枚だけを折りあげた采配を描いた。【出典

# 違い采配紋(ちがいさいはいもん): 二本の采配を、左右から斜めに交差させて描いたもの。沼田藩や加納藩で剣術を指南した長沼氏の家紋。【出典

# 河村家長沼家などに見られる。

 
    
   
   
   
   

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