「鷺」の家紋
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■ 鷺紋(さぎもん)

# サギはツルやコウノトリをやや小型にしたような水鳥。後醍醐天皇が神泉苑(しんせんえん)へ行幸した際に、池の中にいたサギを宣旨を出して招いたところ、サギはこれに神妙に従って、捕獲されて見参したので、帝は感心され、サギに五位の位を授けたという。この五位鷺の逸話は天皇家の権威と忠誠を表す場面で登場する話。大阪府大阪市の坐摩(いかすり)神社、栃木県上三川町の白鷺神社、群馬県安中市の咲前(さきさき)神社が神紋とした。稀少な家紋だが、鷺宮氏、野崎氏寺田氏などが使用した。また小泉八雲の家紋でもある。【出典

# 鷺紋(さぎもん): 姫路城を白鷺城という。また京都の祇園祭では、鷺舞の神事がある。この鷺舞は、山口県の津和野にも残っている。サギの純白の美しさは、人を魅了する。銅鐸に描かれる足長の鳥は、ツルではなく、サギともいわれる。弥生時代には、サギは稲魂(いなだま・穀霊)を運ぶ鳥と見られていた可能性が高いという。【出典

# 鷺紋【出典
・ 丸に飛び鷺紋(まるにとびさぎもん): 後醍醐天皇が鷺に位を授けた「五位鷺」で知られる水鳥。シラサギ神社などの神紋のほか、小泉八雲が家紋にした。

# 小泉八雲坐摩神社(いかすり)神社住吉神社(東京都)などに見られる。

# ラフカディオ・ハーン: 小泉八雲。鷺紋。飛ぶ鷺が羽を下げた形で、祖先のサー・ヒュー・ド・ヘロンの旗の印で、「ヘロン=鷺」であることから鷺をモチーフにデザインした。【出典

# 坐摩神社鷺紋(いかすりじんじゃさぎもん): 大阪市の坐摩神社の神紋。一羽の白鷺を左右から翼を丸く広げて描いた紋様。【出典

   
   
   
   
   

■ 

 
   ■ 鷺紋: 住吉神社(東京都)、坐摩神社(いかすり)神社(大阪府)【出典
   ■ 鷺丸紋: 天孫神社(滋賀県)出典
   
   

■ 家紋の画像データについて

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