「大根」の家紋
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 「大根」の家紋の解説

# 大根紋(だいこんもん): 大根は春の七草の一つのスズシロのこと。中国では菜福とも言われた。大聖歓喜天(仏教における象頭人身の守護神)の供物で、聖天信仰から大根紋が使用された。【出典

# 大根紋(だいこんもん): 徳川五代将軍の綱吉の生母を桂昌院という。幼い日に、彼女の父親は落ちぶれ、京の町を天秤を担いで野菜を売り歩いた。彼女はその野菜の詰まった前籠にちょこんと座って一緒に回った。その少女が将軍の母になり、実弟の本庄宗資も出世して、宮津5万石となった。宗資が姉に定紋を相談すると、父が八百屋だったことを忘れないためにと、大根紋を勧められた。それが本庄家の家紋になった。本庄家、富田家、桂川家などに見られる。【出典

■ 違い大根紋

# 上杉家柿崎家中村家富田家生田家本庄家などに見られる。

違い大根紋  違い大根紋(ちがいだいこんもん): 豊かな葉を持つ二本の大根を左右から交差させ、夫婦和合と子孫繁栄を意味する。この紋は、大根紋の基本形で、最も多く見られる。埼玉県や京都府に多く見られ、埼玉県では武蔵七党の児玉党の一族の庄氏で使用され、京都府では橋本氏で多く見られる。【出典

■ その他の大根紋

# 大根の丸紋(だいこんのまるもん): 先が二つに分かれた一本の大根を、円形に丸めた紋様。【出典

# 真向き大根紋(まむきだいこんもん): 葉を大きく伸ばして左右に垂らした一本の大根を、正面から描いた紋様。【出典

  
割り大根紋  割り大根紋(わりだいこんもん): 二つに割った大根を、割り面を外に向けて、二つ抱き合わせて丸く描いた紋様。【出典
   
   

■ 家紋の画像データについて

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