委文氏
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■ 委文(しとり)氏: 「委文」の名字の由来 ・ 「倭文」の名字の由来

・ 織物生産の部である倭文部を率いた伴造氏族。氏名を倭文にも作り、「シツオリ」とも読む。「シトリ」はその約。中央の伴造氏に委文連があって、その主流の一族は天武天皇十三年(684年)に宿禰姓を賜った。新撰姓氏録大和国河内国の各神別条に、委文宿禰、摂津国神別条に委文連の三氏をあげている。延喜式によると、倭文を調として輸す国は常陸国と駿河国の二国に限られる。これは、倭文が非実用的な古い織物として、その生産量が時代とともに低下したことを意味すると思われ、委文氏や倭文部の分布が比較的辺境の地に多いことも、これと関連性があると思われる。【出典

姓:真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細】  

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