食の方言(地域性)
参考資料・文献 利用上の注意
名字の由来のTop 地名の由来のTop
名字と地名のMenu  
スポンサーリンク
スポンサーリンク

■ 芋煮

・ 芋煮は南東北一円で行っているらしいが、ルーツは山形県東村山郡中山町。

・ 元祖芋煮会【山形県

※ 芋煮は地方によって使う食材や味が異なる。山形市周辺は山形県内の中でも牛肉文化なので「牛肉+醤油味」。それに対して山形県の庄内地方(沿岸部)は豚肉文化なので「豚肉+味噌味」。個人的には「豚肉+味噌味」ならば豚汁の方が好きですけどね。

■ かしわ: 鶏肉を「かしわ」というのは奈良県が起源。大和の鶏は羽の色が茶褐色で柏の葉の色に似ていたことに由来する。【「県民性」がわかる!おもしろ歴史雑学 日本全国「お国柄」の謎と不思議 (知的生きかた文庫)】
・ 190130: 先日の「ポツンと一軒家」は奈良県の山の中のお寺。住職は元調理師で、オムライスを作るときに、たしかに「カシワ」と言ってたなぁ。

■ はんぺん

・ はんぺんって、関東地方以外ではあまり見かけない(by 深夜食堂)

※ そうなのかぁ。はんぺん、好きだし、山形ではスーパーでも売ってるけどなぁ。

【コンビニのおにぎりとおでん】
 
■ 7−11: 日本全国味くらべ−おにぎり編−

# 北海道
・ 大きなおにぎりシリーズ: 御飯の量が通常の1.5倍で北海道産の秋鮭など。
・ しょうゆおむすびシリーズ: 醤油で味をつけたおにぎり。函館のみ。
・ こだわり米の塩むすび 山わさびたらこ: 山わさびを御飯にかけて食べる。

# 東北(秋田・岩手・山形・宮城・福島)
・ 鮭はらこ御飯むすび: 鮭といくらを加えたおにぎり。宮城のみ。
・ 牛めしおむすび: 甘辛く煮た牛しぐれ煮が具。山形を中心に。
・ しょうゆのおこわむすび: いわき市のみ。
・ 五目ごはんおむすび: 秋田・岩手・宮城。
・ 味めしおむすび: この地域の炊き込み御飯で、山形・福島のみ。

# 北関東(茨城・栃木)
・ しらすおむすび: 茨城県沖で獲れたシラスを使用。

# 長野・山梨
・ 手巻きおにぎり ねぎ味噌: 
・ 梅いっぱいおむすび: カリカリ梅を使用。

# 静岡
・ 手巻きおにぎり 浜名湖のり佃煮: 浜松のみ。
・ しらすおむすび: 静岡市の用宗港でとれたシラスを使用。

# 群馬・新潟
・ 越後の味!醤油赤飯おむすび: 新潟の中越地域のみ。
・ 手巻きおにぎり 藤五郎梅: 下越地域のみ。
・ 手巻きおにぎり 群馬県産白加梅: 

# 東海(愛知・岐阜・三重)
・ 味わい海老天むすび 2個入り: 
・ 手巻きおにぎり ふっくらあさりしぐれ

# 関西(京都・大阪・奈良・滋賀・和歌山・兵庫)
・ 味付け海苔の手巻きおにぎりシリーズ: 焼き海苔ではなく、味付け海苔を使用。
・ 手巻きおにぎり 昆布: 真昆布の佃煮を使用。
・ 手巻きおにぎり かやく御飯: 炊き込み御飯。
・ だしおむすび(じゃこ青菜・ごま鮭): まぜごはんのおにぎり2個セット。

# 北陸(富山・福井・石川)
・ 手巻きおにぎり 福井梅

# 中国(岡山・島根・広島・山口)
・ 山賊むすび: 複数の具材をいれた大きなおにぎり。広島中心。
・ 海賊むすび: 山賊むすびに対して、ツナなどの若者向きの具材を使用。
・ 焼き飯おむすび(福神漬け入り): 

# 四国(香川・徳島)
・ 醤油まぶしおむすび(香川県産ちりめん)

# 九州(福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島)
・ 手巻きおにぎり 博多辛子明太子
・ 阿蘇高菜めしおむすび: 高菜を混ぜ込んだおむすび。
・ かしわめしおむすび(3個入り): 福岡・大分のみ。

こち亀「セブン−イレブン40周年記念限定版」 より

■ 7−11: 日本全国味くらべ−おでん編−

# 北海道: 「煮干し」ダシ。海産物の宝庫、北海道では基本ダシをベースに煮干しのダシを加えて芳醇な香りのつゆにアレンジ。

# 東北・信越(秋田・岩手・山形・宮城・福島・新潟・長野): 「煮干し」ダシ。まめふ汁など郷土料理にも煮干しが使われることから、東北・信越でも基本ダシに煮干しをプラス。

# 関東(茨城・栃木・群馬・埼玉・東京・千葉・神奈川・山梨): 「基本」ダシ。多くの人が集まる関東圏は、かつお節と宗田かつお節をバランス良くブレンドした基本ダシ。

# 東海(静岡・愛知・岐阜・三重): 「むろ節」ダシ。ムロアジを節にしたダシを基本ダシに加え、甘みとコクのある風味に。

# 関西・北陸(富山・福井・石川・京都・大阪・奈良・滋賀・和歌山・兵庫): 「昆布」ダシ。うす味が基本となる関西・北陸では昆布ダシを強調。

# 中国・四国(岡山・島根・広島・山口・香川・徳島): 「煮干し」ダシ。中国・四国地方でなじみの深い煮干しを使用。

# 九州(福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島): 「あご」だし。お雑煮などにも使われる(とびうお)ダシを基本ダシに追加。
 
※ 御当地具材

# 北海道: 地ぶき(北海道の道東の山菜)

# 東北・信越: 玉こんにゃく

# 関西: 紅しょうが天(はも入り)。

# 関西: 淡路島産玉ねぎ天。

# 関西: 九条ネギ串。

# 九州: あご竹輪。トビウオのすり身を使用。

# 九州: じゃこ天。ホタルジャコを使用。

# 九州: あじ天。すり身にアジを混ぜるほか、笹がきゴボウを使用。
 
こち亀「セブン−イレブン40周年記念限定版」 より

統計表示