「沼田」の地名の由来 | |
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■ 沼田(ぬまた): 群馬県沼田市
・ 地名の由来については諸説がある。「沼田根元記」には往古沼田近辺は河水を湛えた大沼であったが、白鳳期の大地震によって綾戸の岩壁が決壊し、沼の水が流出した跡が田のごとくになったことにより沼田というようになったとある。また「沼田古語録」には沼田台地下の沼の水が退いて湖底が現れた時、そこを「ぬまゝ」といったのが、次第に「ぬまた」に転化したとある。したがって最初「ぬまた」と称したのは台地周辺の低地一帯で、台地上は滝棚の原と称し、荒蕪地であったが、沼田氏が台地上に城を移築して以後、滝の語義は「落ちる」に通じて縁起が悪いところから田北名原と改称したという。しかし沼田氏の居城のある所からいつしか台地一帯も沼田と称するようになった。【出典】
・ 渭田郷: 平安時代に上野国利根郡にみられた郷名。「和名抄」利根郡四郷の1つ。東急本は「奴末太」と訓む。
・ 沼田荘: 南北朝から戦国時代にかけて上野国利根郡にみられる荘園名。
※ ところで、群馬県の沼田って「バスの町」っていわれているんだっけ?
・ 沼田駅(ぬまたえき): 群馬県沼田市清水町。JR東日本・上越線。深田と同義で、水量が豊富で肥沃な土地であることを表している地名。沼地にできた水田のこと。【出典】
※ 140905: 最近栃木県北部を震源とする地震が多いが、群馬県で揺れているのは、「沼田市」と「片品村」だけっていうケースが多い。
# 沼田(ぬまた): 群馬県沼田市。古代の倭名抄に見える利根郡渭田郷の比定地とする説がある。「沼地・湿地」のこと。タは場所を示す接尾語。【出典】
# 渭田(ぬまた): 上野国利根郡渭田郷。群馬県沼田市。ヌマとは湿った土地のこと。湖沼とはかぎらない。タは土地をあらわす。ヌタともいう。【出典】