「壬生」の地名の由来
参考資料・文献 利用上の注意
名字の由来のTop 地名の由来のTop
名字と地名のMenu 「壬生」の名字の由来
スポンサーリンク
スポンサーリンク

■ 壬生(みぶ)
・ 「壬生」は、王家に仕えるものの職名に由来する。「壬生」は「乳部(みぶ)」とも書かれ、「乳部」は王子が生まれてまもないときに王子の産殿(うぶどの)に仕える人々をさした。乳児の世話をする人が「みぶ」である。推古15年(607年)に、聖徳太子が王位継承者の御名代であった壬生部(みぶべ)をおいた。【地名でわかるオモシロ日本史 武光誠 角川ソフィア文庫】

■ 壬生(みぶ): 栃木県下都賀郡壬生町

・ 壬生(みぶ): 地名の由来は、古墳時代の乳部(にゆうべ)が転訛したものとされる。また、もとは上の原と呼ばれていたが、寛正3年に壬生胤業が京都からこの地に移り、壬生城を創建したことから壬生と称するようになったとする説もある。【出典】  

・ 壬生の壬生寺は慈覚大師円仁の生誕地という。【小さな城下町 安西水丸 文藝春秋社】
※ 他の説もあるらしい。

■ 壬生(みぶ): 京都府京都市中京区壬生

・ かつては、「水生(みずぶ)」と書いた。湿地帯の意味。壬生菜は水菜。【京都地名の由来を歩く 谷川彰英 ワニ文庫】 

統計表示