「名取」の地名の由来
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■ 名取(なとり): 宮城県名取市

・ アイヌ語で「湿地」を意味する「ニタトル」が「ニトリ」→「ナトリ」と変化した。

・ 郡名による。「な(接尾語)」+「とり(崩壊地形)」という地名か。【出典

・ 古くは「丹取(にとり)」で、アイヌ語の「ヌタトリ(湿地)」の意味。【出典

・ 名取駅(なとりえき): JR東日本・東北本線。宮城県名取市増田。

# 名取(なとり)郡: 陸奥国・宮城県。古代より陸奥国にみられる郡名。名取郡の初見は、「続日本紀神護景雲3年3月13日条である。この時、名取郡人吉弥侯部老人が賀美郡人吉弥侯部大成ら9人とともに、上毛野名取朝臣の姓を賜っている。しかし、この名取郡はもと「丹取郡」と呼ばれていたと思われ、それが、地名を好字で書きあらわすようになって名取郡と改まったものと思われる。丹取の時のよみが「にとり」だったか「なとり」だったかはつまびらかでない。丹取郡の初見は奈良初期にさかのぼる。「続日本紀和銅6年12月2日条には「新たに陸奥国丹取郡を建つ」とある。この丹取郡は玉造(たまつくり)郡の耳取で名取でないという考えも、これまであり、その根拠の1つとして、神亀5年4月11日条「続日本紀」記事に「丹取軍団を改めて玉作軍団となす」という記事をあげ、これは、名取郡から玉造郡に軍団を移した、というよりも、玉造郡内での地名変更ないし小移動と考えた方がわかりよいとする。しかし、玉造郡地区に耳取郡という郡があった証拠はなく、逆に名取・玉造と並んで軍団のあったことが弘仁6年3月26日付の太政官符などでわかることからして、名取は古くから軍団の所在地だったこと、したがって丹取軍団も名取軍団と理解して差し支えないことがわかる。とすれば丹取郡すなわち名取郡であるということになる。【出典

アイヌ語由来】  

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