「三浦」の地名の由来
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名字と地名のMenu 「うら」の語源
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■ 三浦(みうら): 神奈川県三浦市

・ 神奈川県三浦は元々は「御浦」といった。

・ 三浦郡も、相模国御浦郡と言った。三浦郷も御浦郷。

・ 「み」は「御」で重要なこととも言うが、単なる接頭語か。「うら」は「海岸」のこと。【出典

・ 三方を海に囲まれていることに由来する。【神奈川県民も知らない地名の謎 日本地名の会 PHP研究所】

・ 三浦海岸駅(みうらかいがんえき): 京浜急行電鉄・本線。神奈川県三浦市南下浦町上宮田。

・ 御浦郷: 神奈川県横須賀市

# 御浦(美宇良): 旧佐島村(現在の横須賀市佐島)に「三浦崎」の小字が残っている。アイヌ語の「モイ」は「ムイ」に転じやすく、「入江」という意味がある。「ムラ」は、「ウラ」の転で砂浜を意味する。つまり「入江の砂浜」という意味。また佐島に近い大楠の海岸近くに「一二(じゅうに)神社」があり、「チウニ」は、「我らが住む村」を意味し、「ミウラ」は、ここで暮らしていた古い時代の人達が利用していた入江の意味になりそうだ。【出典

# 「ミウラ」の命名者は誰か?【出典

・ 和名抄では、平安時代に「ミウラ(御浦)」と呼ばれていたことがわかる。新編相模国風土記には、「この地が東西と南の三方が海に囲まれていたので三浦」と推定している。縄文語に近いアイヌ語の「ムイ・ウシ・ウタ」は、「入江の・多い・浜」を意味し、それが転じて「ミウラ」になったように思う。「ウシ」は、周りの人達が意味を承知していれば発音されない言葉。その上で「ムイ」が「ミ」に転じ「イ」と「ウ」は、母音重ねになり前の「イ」が消えた。最後の「タ」はタナラ相通で「ラ」音に変わったと推理できる。

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