「駿河台」の地名の由来
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■ 駿河台(するがだい): 東京都千代田区駿河台

・ 江戸時代初期に神田山を切り崩して今の日比谷公園あたりを埋め立てた。神田山を切り崩した神田台には旗本が居を構えたが、家康の死後、駿府の直参の旗本が江戸に移住し神田台の南側に居を構えたのでそこを駿河台と呼ぶようになった。

・ もと神田台と称したが、元和年間以降駿河国(静岡県)在住の徳川家臣団を江戸へ呼び寄せ神田台に屋敷地を与えたため、以後神田台は駿河台と汎称されるようになった。【出典

・ たしか、大久保彦左衛門の屋敷が神田駿河台だったな。

・ この町名の由来は「小川が高台から低地に、すばやく流れ落ちている」という意味。儒学者の新井白石は、駿河台の由来について「神田山へ家康の死後、駿府にいた家来達が集まってきたので、神田台を駿河台というようになった」という。しかし、駿河台の地名は家康が亡くなる10年くらい前からあったという。【東京23区の地名の由来 金子勤 幻冬舎】

・ 元和2年、家康が駿府城で死亡すると、家康に仕えていた家臣の多くは江戸に戻ってきた。神田山を切り崩したこの地に屋敷を賜り、そのために駿河台となった。【お江戸の地名の意外な由来 中江克己 PHP研究所】

・ 由来は、この地から富士山がよく見えた、駿河大納言徳川忠長の屋敷があった、駿河在番の武士に賜った、家康の駿河以来の旗本の屋敷があった、などの諸説ある。【江戸東京地名辞典 芸能・落語編 北村一夫】

■ 駿河台(するがだい): 千葉県船橋市駿河台

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