■　大橋（おおはし）：　東京都の大橋家

＃　東京都の大橋家：　棋士。元は京の町人だったと言われ、将棋の力で公家などの上流階級とつながりを築いた。１６０２年に初代の大橋宗桂が詰将棋集を禁裏に献上し、１６１２年に幕府から５０石５人扶持を与えられ、幕府公認の将棋の家元の大橋家が誕生した。宗桂の没後、長男の宗古が跡を継いで世襲家元としての形をつくるとともに、弟の宗与が大橋分家、門弟の宗看が伊藤家を創立して、将棋三家が定まった。三代目の宗桂は、５歳年下で天才と称された伊藤宗看に実力で追い越され、失意のうちに死去。さらに四代目の宗伝も２５歳で亡くなって大橋本家の血統が絶えると、初代伊藤宗看が実子の宗銀を大橋家の養子として五代目を相続させて、大橋本家を維持した。【出典】 

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