大庭氏 | |
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■ 大庭氏: 「大庭」の名字の由来
# 大庭(おおにわ)氏
・ 造姓と臣姓の氏族がある。大庭造氏は神別系氏族。氏名は「行基年譜」にみえる和泉国大鳥郡上神郷大庭村(大阪府堺市大庭寺)の地名に由来する。一方大庭臣氏は、のちの美作国大庭郡大庭郷(岡山県真庭郡落合町大庭)の豪族で、旧姓は白猪臣。【出典】
・ 大庭村(おおばむら): 大阪府堺市大庭寺。平安期に見える村名。和泉国大鳥郡のうち。「行基年譜」で、「大庭院 在和泉国大鳥郡上神郷大庭村 孝謙天皇二年〈天平勝宝二年庚寅〉三月十五日追為報恩起立云々、如今者号行基院」と見える。大庭村は上神郷のうちにあり、行基死去の翌年、そこに追善・報恩のため大庭院が創建されたことがわかる。現堺市大庭寺の観音堂はその跡とみられている。「新撰姓氏録」和泉国神別に「大庭造、神魂命八世孫天津麻良命之後也」とあり、当村に大庭氏が居住していたと推定される。【出典】
・ 大庭寺(おばでら): 大阪府堺市大庭寺(おばでら)。石津川中流左岸に位置する。古代の大庭村に当たる地で、古代には大庭氏が居住しており、地名は地内の来迎寺が大庭寺と呼ばれたことにちなむ。【出典】
【姓:真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細】