「秋田殺人事件」の読書
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■ 秋田殺人事件

内田康夫の秋田殺人事件で出てくる、望月世津子。浅見陽一郎の後輩で、文部科学省の課長から秋田県の副知事に出向。

こういうのをみると望月副知事は山梨県か静岡県の出身なんだろうか?と思ってしまう。

因みに浅見光彦は副知事の秘書役として同行し、事件解決にあたるわけだが、まず最初の被害者の石坂修の自宅があるのが、秋田市保戸野八丁(ほどのはっちょう)。

「ほどの」といえば「ほと」+「の」だろう。「ほと」は神奈川県の保土ヶ谷に見られるように「凹(窪んでいる)」という意味かなぁ。とすれば、「ほとの」は「窪んだ野」となる。「野」の解釈は難しいが、すなおにかんがえれば、「窪んだ土地(沢?)を開拓したところ」となるのだが、はたして実態はいかに?保戸野は戦国時代には「程野村」といい、江戸時代には保戸野村と言ったそうだ。

本来なら、現地に赴いてフィールドワークとして見分したいところだが、わたくしは元来「引きこもり属書斎派」なのでねぇ。

尚、角川日本地名大辞典によると、保戸野は「久保田城地神明山(千秋公園)台地と天徳寺山との間の低地に位置する。」だそうだ。

それはともかく、こういった想像はヘタな推理小説より面白い。

# 「野」の意味

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