「元日田」の名字の由来 | |
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■ 元日田(がんじつだ、もとひだ)
【2015/06/30:新載】
# 宮崎県小林市や都城市に僅かにみられる。
# 大分県日田市に由来する。元+日田。新+日田(にいだ)。新しく開いたところと、もとのところ。【知って楽しい「苗字」のウンチク 丹羽基二 PHP文庫】より
上記の本によると、読みは「もとひだ」って書いてありますが、電話帳検索で調べると宮崎県小林市に「元日田(がんじつだ)家具店」が見られるだけでした。
# 以下、私見ですが
・ 「もとひだ」という読みからすると、「大分県日田」に由来するんでしょうねぇ。しかし、視点を変えて「元日田」という表記で調べて見たら、以下の内容が判明。名字の分布が宮崎県南部。そして、指宿は鹿児島県。「元日田(がんじつだ)」をルーツとし、読みが転訛した可能性はないのだろうか?実際、存在が確認されるのは「がんじつだ」読みだけだしね。
・ 江戸時代から明治の中頃にかけて、薩摩国(鹿児島県)指宿郡指宿郷に東方村という村がありました。その地にある、開聞新宮九社大明神社には別当寺として真言宗千手院があったが、礼は2月10日、11月10日をはじめ年8回、その祭祀料のための二月田・霜月田・元日田・納来田などが地名として付近に残っている。
・ 鎌倉時代に越中国新川(にいかわ)郡堀江荘に貞延名(さだのぶみょう)という地名がみられた。ここにも、京都祗園社の牛頭天王祭礼田としての天王元日田料の記載がある。
# 「田」のつく名字。
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